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2022/07/17

任期付き【大学教員】研究者夫、研妻の子育てあるある話・研妻哲学454

地方の大学教員に帯同する研妻の育児あるある


近所は大学関係者だらけという現実


まだ都内に住んでいた20代の頃

街を歩けば大勢の人が行き交い

知り合いの顔をみつけるのは
至難の業だった

ところが、
夫の海外ポスドク生活が始まると
環境は一変

最初に住んだのは
ヨーロッパの山奥(斜面)

夜は人どころか
街灯も少ない

日中に街の中心地へ行けば、
必ず誰か知り合いに遭遇する

そんな生活に
最初は戸惑いを隠せなかった

その後、帰国して始まったのは
地方での慣れない子育て生活

ここでもまた
近所を歩けば
ほぼ毎回、知り合いに遭遇する

そしてついに、
予想していなかった出来事が起きた

子どもが「習いたい」というので
近所のプログラミング教室を訪れると
(私にとっては)衝撃的事実を聞かされた

なんと子どもの習い事教室の先生が全員
夫が働いている大学の人たちだったのだ

それに気づくと、
一気に
全身に緊張が走る

心の声1
「なんという事実だ、
 失礼がないようにしなくては」

念のため、キャンパスの場所も確認した

心の声2
「なんと全員、夫と同じキャンパス・・!」

まさか
このタイミングで「実は夫が、、」とは
切り出せない小心者の研妻の私

「あ、そうなんですね〜」と、
戸惑いをどうにか隠して
マスクの下になんとか笑顔をつくり
「今後ともよろしくお願いします」とだけ返し
子どもと家路についた

【1】講師陣が全員
 間接的にお世話になっている

【2】子どもが習いたがっている

ふたつの現実と向き合った結果、
どうやら通うことになりそうだ

通わない理由が見当たらない

正式に申し込む時は
手土産を持っていこうか悩む
2022年7月の記録


*研妻の素朴な疑問*

研妻の皆様は、
パートナーの研究関係者に
プライベートで遭遇したら、
どんな対応をしていますか?



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学* 

オンラインでいつでも海外と繋がることができる時代に、リアルでローカルなお付き合いができるのは幸運かもしれない