海外では日本人夫も「外国人ポスドク研究者」
外国人材の味方でありたい「研妻会のグランマ」の話
時には、研妻会のグランマとして
またある時には、外国人材向け講師として
妻として、母として、
みんなの和を支えるおばあちゃん役を
目指している研妻の私(筆者)
普段は誤解を避けるため
「外国人」という言葉の使用は控えている
けれども今回は伝えたいメッセージを
意図通りに伝えるために、特例として
「外国人」という言葉を使ってみよう
例えば説明するまでもなく
日本人ポスドク研究者夫が海外へ行けば
「外国人ポスドク研究者夫」となる
日本人だろうが
他の国の出身だろうが、
その土地(現地)の国の者でなければ
皆外国人なのだ
研妻の私ももれなく
海外へ帯同すれば
「外国人妻」になる
海外移住をすれば移民社会に触れ、
滞在許可証を外国人オフィスで受け取る
つまり「外国人」として暮らすのだ
2022年も後半に差しかかった現代は
多様性や共生が広まりつつあり
以前に比べて「外国人」を意識する機会は
減っているかもしれない
そして日本には
大勢の外国人材が暮らしている現実と
向き合う日々
そんな状況の中、
最も伝えたいメッセージは、
「誰もが外国人になりうる」ということ
これまでも、この先も
そのことは忘れないようにしたい
思考はきっと無意識のうちに
態度として表れるものだから
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
海外に行かなくても、自ら外国人材役を演じることで新たな視点がみえてくるかもしれない
(理解できるのは、自分事化できた時)