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2023/01/13

【夫】研究者になったことを後悔する瞬間・研妻哲学462

博士課程の頃は気づかなかった、研究者の苦労


研究者夫を持つ妻、家族の未来を考える


わが家の研究者夫とは
大学の学部時代からの付き合いになる

博士課程の前期、後期と
長い長い学生時代には気づかなかった苦労に
30代の今、対峙している

ほぼ匍匐前進の状態で
茨の道を進み
ポスドクを経て
なんとか大学の研究職に就いたものの
任期満了が近づいてくる

次、引越す時は
子どもの転園・転校がもれなくついてくる

なかなか落ち着けない環境に
たまに弱音を吐く研究者夫

自ら選んだ道ではあるけれど
やっぱり後悔する瞬間はあるみたい

本当に一瞬だけど
住みたい場所に住めないストレスを感じると
そんなふうに思うみたい

仕事がなければ
次の契約がなければ
住む場所も定まらない

研究者になったことを後悔する瞬間といえる

博士課程の頃は
幼い子どもを養いながらの
落ち着かない生活までは
考えていなかったらしい

もちろん研妻の私も
まさかこんなに長い間
落ち着かない生活だとは想像していなかった

かれこれ10年以上が経ち
結婚生活11年目になっても、
学生結婚で経済的な不安があった新婚時代のように
定住しないホッパー生活

そろそろ単身赴任もいいかな
そろそろ別居婚もいいかな

考えるだけで、実現までの道のりは遠い



この際、ブログのタイトルを
「研妻のホッパー結婚生活」にしてみるのも良さそうだ

余談:

ドイツでは「ホッパーチケット」と呼ばれる
旅人向けの割安鉄道チケットをよく買っていた




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学* 



結婚10年以上でも、新婚時代と変わらない「ホッパー生活」

「変わらない」ってある意味すごい、と言い聞かせてみるといいかもしれない