研究者夫に聞いてみた
「海外の研究室に戻る?」
一般的にも言われることだけれど、
研究設備のことだけに着目すれば、
どうやら日本よりも海外の方が
整っているらしい
国内にもおそらく
わりと設備投資されている研究施設は
存在するのだろうけれど、
設備が整った施設に
自分の専門分野を扱う研究室が
あるとは限らない
「研究のことだけを考えれば、
前にいた海外の研究室に
戻る方がいいのかもしれない」と、
研究者ではない妻の私でも
容易に想像できてしまう
仮にそうなった場合、
短期間というわけにはいかない
扱う分野の特性上
前回同様、長期の滞在が求められる
「1年間だけかも」と、思って
安易について行ったら
実際にはその何倍もの年月がかかった
海外に戻るとなれば長期滞在で、
年齢も考えると
帰国して職を得られる可能性は
極めて低い
おそらく
帰国しない覚悟が必要だ
現に帰国せず
海外で子育てをしながら
立派な業績をあげている
日本人研究者も少なくない
わが家の場合、
子育てのことを考えれば
次の引っ越し先で
ある程度落ち着きたい
けれど現実はきっと
そうさせてはくれないだろう
2021年9月18日、土曜日の記録(3連休初日)
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
旅にでなくても、常に旅人なのかもしれない
2学期が始まり、子供と一緒にペット飼育
当たり前の時間が贅沢時間
子供とベッタリ遊んで過ごした夏休みがおわり、
新学期がスタート
来春に向けた準備がそのあとを追い、
なにかとバタバタ過ごす日々が続く
まだまだマスクが手放せない生活
子供にぴったりサイズの不織布マスクを
探すのもなかなか大変
普通に登園・登校できて
元気に過ごし
決まった時間に降園・下校できることは
贅沢なことなんだなと気づかされる
安全な場所で遊んだり
勉強したりすることは、
実はとても贅沢な時間なのだと
子供自身が感じられたら
大きな学びになるだろうなと。
さらには
大雨やハリケーンといった自然災害や
微妙な治安の変化等で
生活が変わるとき、
どう対処していくかという事にも
危機感を持っていたいもの
新学期にそんなことを思いながら
長期休暇あけの日常へ注意を向ける
最近、上の子の要望で
ペット飼育を始めたわが家
ペットと言っても、観賞魚なので
お世話はそこまで大変ではないけれど
ペットショップから
大事に1匹持ち帰る道中
命の重みをひっそり噛みしめた
とても軽いのだけど
たしかに重さがある
重さを感じたその瞬間、
わが子を始めて家に迎えたときの
光景が蘇った
新しい命が家に加わる
あのなんとも言えない嬉しさと
責任というプレッシャーが思い出される
そのときの心拍数は
1日で最も高い数値をたたき出した
2021年9月13日、月曜日の記録
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
ただ一緒にいるだけで、贅沢時間を過ごしているのかもしれない