研究者(ポスドク)の夫の労働時間と待遇について、日本と海外(滞在国:ドイツ)を、あくまでも妻の目線で比較してみることにしました。
まずは海外ドイツの現状から。
海外の中でもおそらくドイツは研究者にとって優しい国上位にランクインすると思われます。
というのも、国や地域全体に学位への敬意が見受けられるからです。
博士号保持者の中には、家の表札でわかるようにしている人がいるくらいです。
実際に見かけたのは、表札の名字の前に敬称がついており、「ここは○○博士のお宅」なんだなということが一目でわかるようになっていました。
ドイツでの研究者の待遇はとても良いです。
お給料は職種や就業年数できちんと定められており、一定の期間が過ぎると増えていきます。
にも関わらず労働時間は短く、国が取得する休暇日数を保証しており、研究者がきちんと休んでいない場合はボスが罰せられるような法律まであります。
そのせいか、金曜はお昼を過ぎると人が減り、夕方にはBBQを楽しむのが当たり前のようになっている研究チームもありました。
年に数回開催されるパーティー(クリスマスなど)は家族もゲストとして集まり、子供を預けるスペースや遊び場まで用意されます。
研究者の職種も豊富です。
仕事が細分化されているためか、日本にはないポジションもいくつかあり、研究者が職に就きやすいと聞きました。
これらを日本にいた頃と比べると、、、
日本にいた頃は夫の帰りはたいてい遅く、労働時間は長かったです。
一般的なポスドクのお給料も、そんなに高くないと聞きます。
もちろん、研究者が選べる職種は海外に比べると限られているようでした。
ですがまとまった長期休暇(1ヶ月とか)を取得する文化がないため、チームで協力して研究を進めていくような場合はやりやすいようです。
妻としては、日本でも海外でも夫が元気に過ごしてくれるのが一番ですが、研究者の待遇において、日本と海外の経済の差を垣間見たかたちとなりました。